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【ミネドラッグが厳選】貧血におすすめの市販薬・サプリ5選|選び方と注意点も解説

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貧血とは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が少なくなった状態です。ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ重要なはたらきをしているため、その量が少なくなると運べる酸素の量も少なくなって全身が酸欠状態となり、めまいや立ちくらみ、頭痛などのさまざまな症状が現れるようになります。


貧血の種類

貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンが不足する状態で、体の酸素運搬能力が低下し、さまざまな症状を引き起こします。貧血には以下の種類があり、それぞれ原因や特徴が異なります。

  • 鉄欠乏性貧血
  • 再生不良性貧血
  • 巨赤芽球性貧血
  • 溶血性貧血

ここでは、貧血の中でも、一番多い鉄不足によって起きる「鉄欠乏性貧血」について詳しく説明します。

鉄欠乏性貧血

最も一般的な貧血。 体内の鉄分不足が原因で、ヘモグロビンが十分に作られないことで起こります。
正常な赤血球に比べて、鉄欠乏貧血の赤血球は色が薄く、小さい赤血球や形の悪い赤血球などが目立ちます。こういった赤血球は、正常な状態と比べて質が良くない赤血球といえます。

症状

貧血の一般的な症状である、「動悸(き)」「息切れ」「疲れやすい」「顔色が悪い」「頭が重たい」などの症状の他に、鉄欠乏性貧血に特徴的な鉄不足そのものが起こす症状が出ることがあります。

*特徴的な症状

  • さじ状爪:スプーンのように爪の先が反り上がる
  • 舌炎や口角炎:舌や口周りがあれる
  • 異食症:氷などの本来食べ物でないものを食べたくなる
  • 食べ物が飲み込みにくくなる
  • 抜け毛が多くなる

鉄欠乏性貧血を予防

鉄は必須微量元素の1つで、ヘモグロビンの材料となることで全身に酸素を運ぶのをサポートします。動物性食品に多いヘム鉄は、植物性食品に多い非ヘム鉄よりも消化管吸収率が高いです。
そのため、妊娠・授乳時や生理時における鉄欠乏性貧血の予防としてヘム鉄を積極的に摂取することがすすめられています。

ヘム鉄を多く含む食材

レバー・赤身の肉・マグロ・カツオなど赤身の魚

非ヘム鉄を多く含む食材

ほうれん草・小松菜・大豆製品・ひじき

貧血におすすめの市販薬の選び方【薬剤師監修】

貧血を改善するためには、自分の症状や原因に合った市販薬を選ぶことが大切です。貧血には鉄分不足によるものや、ビタミンB12や葉酸の不足が関係するものなど、様々な種類があります。また、飲みやすさや続けやすさも重要なポイントです。適切な成分と使いやすい形状を選ぶことで、日常的に無理なく貧血のケアができます。ここでは、貧血対策に役立つ市販薬の選び方として、成分と服用しやすさに注目したポイントを解説します。

原因に合わせた成分を選ぶ

貧血の原因に応じた成分を選ぶことが大切です。鉄欠乏性貧血には鉄分を含むサプリや薬、悪性貧血にはビタミンB12や葉酸が含まれたものが効果的です。自分の貧血のタイプを確認し、適切な成分が配合された製品を選びましょう。

剤形と服用しやすさで選ぶ

薬やサプリメントの形状は、継続して使用するうえで重要です。錠剤やカプセル、ドリンクタイプなどさまざまな剤形があり、飲みやすさや生活スタイルに合ったものを選ぶことで、無理なく服用を続けやすくなります。

【ミネドラッグが厳選】貧血におすすめの市販薬、サプリ5選

貧血の予防や改善には、バランスの取れた食事が基本ですが、忙しい日々の中で十分な栄養を摂取するのは難しいこともあります。そこで、手軽に補える市販薬やサプリメントが役立ちます。今回は、貧血におすすめの市販薬やサプリメントを5つご紹介します。

商品名希望小売価格
【第2類医薬品】ファイチ(小林製薬)1,650円(税込)
【第2類医薬品】マスチゲン錠(日本臓器)2,860円(税込)
【第2類医薬品】エミネトン(佐藤製薬)2,838円(税込)
ディアナチュラ ヘム鉄1,628円(税込)
DHC ヘム鉄1,265円(税込)

【第2類医薬品】ファイチ (小林製薬)

吸収のよい溶性ピロリン酸第二鉄を主成分とし、効果的にヘモグロビンを造り、貧血を改善します。
コーティング錠で鉄の味やニオイがしません。腸で溶ける錠剤のため、効果的に成分を体内に吸収します。1日1回の服用で効きます。

分類第2類医薬品
形状錠剤
有効成分溶性ピロリン酸第二鉄
1日あたり目安の摂取量次の量を食後に水またはお湯で服用してください
年齢:1回量:1日服用回数
大人(15才以上):2錠:1回
8才以上15才未満:1錠:1回
8才未満:服用しないでください
内容量60錠
希望小売価格1,650円(税込)
注意点本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
他の貧血用薬

【第2類医薬品】マスチゲン錠(日本臓器)

貧血を治す鉄分配合により、1日1錠、2週間から3週間の服用で貧血への効果が期待できます。配合の鉄分は体内での吸収がよく、貧血と貧血が原因の疲れ・だるさ・立ちくらみを治します。鉄分の吸収を高めるレモン約3個分のビタミンC、赤血球を守るビタミンE、赤血球を造るビタミンB12、葉酸を配合。従来品より小型化した鉄剤です。

分類第2類医薬品
形状錠剤
有効成分溶性ピロリン酸第二鉄
1日あたり目安の摂取量成人(15歳以上)、1日1回1錠、食後に飲んで下さい。
朝昼晩いつ飲んでも構いません。
内容量60錠
希望小売価格2,860円(税込)
注意点本剤を服用している間は、他の貧血用薬を服用しないで下さい。

【第2類医薬品】エミネトン(佐藤製薬)

貧血の改善に効果のあるフマル酸第一鉄、ビタミンB12を配合した増血薬です。
胃を荒らさないように、銅クロロフィリンカリウム、銅クロロフィリンナトリウムを配合しています。鉄分の吸収を高めるビタミンCを配合しています。

分類第2類医薬品
形状錠剤
有効成分フマル酸第一鉄
1日あたり目安の摂取量大人(15才以上)1回2〜3錠
7〜14才1回1錠1日2回
食後に服用します。
内容量80錠
希望小売価格2,838円(税込)
注意点本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
他の貧血用薬


ディアナチュラ ヘム鉄(アサヒ)

鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
ヘム鉄に加えて葉酸、ビタミンB₁₂を配合しました。

分類栄養機能食品
形状錠剤
有効成分プルーンエキス末/ヘム鉄
1日あたり目安の摂取量1日1粒を目安に、水またはお湯とともにお召し上がりください。
内容量60粒
希望小売価格1,628円(税込)
注意点葉酸摂取量は1日当たり900gを超えないようご注意ください。


DHC  ヘム鉄

吸収のよいヘム鉄由来の鉄を高配合。
不足しがちな鉄分を効率補給

分類栄養機能食品
形状ハードカプセル
有効成分ヘム鉄
1日あたり目安の摂取量1日2粒を目安に、水またはお湯とともにお召し上がりください。
内容量120粒
希望小売価格1,265円(税込)


貧血におすすめの市販薬の注意点

貧血改善のために市販薬を使用する際には、効果を最大限に引き出し、副作用を防ぐためにいくつかの注意点を守ることが大切です。正しい服用方法を理解し、薬の成分や他の薬との相互作用に気を配ることで、安全かつ効果的に貧血対策を進められます。ここでは、貧血におすすめの市販薬を使用する際に特に気を付けるべき2つのポイントについて説明します。

服用量と服用期間、タイミングを守る

市販薬は、用法・用量を守って正しく服用する。 過剰に摂取すると、副作用のリスクが高まる。 また、長期間服用する場合は、医師や薬剤師に相談するのが吉副作用に注意する。

服用上の注意や相互作用に注意する

  • 定められた用法・用量を厳守して服用しましょう。
  • 服用前後30分は、玉露・煎茶・コーヒー・紅茶は飲まないでください。
    ほうじ茶・番茶・ウーロン茶・玄米茶・麦茶はさしつかえありません。
  • 鉄剤の影響で、便の色が黒っぽくなったり、かなり黒くなったりする人もいます。
  • 2週間ほど服用されても症状が改善しない場合、他に原因があるか、他の疾患が考えられます。服用を中止し、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。
  • 疾患により鉄の吸収が妨げられる場合があります。胃腸障害や胃切除、胃・十二指腸潰瘍などです。
  • お互いの吸収が悪くなる薬が、ニューキノロン系抗菌薬や、テトラサイクリン系抗生物質です。これらの薬効を減弱させるおそれがあります。服用時間を2~3時間あければ大丈夫です。制酸剤などの胃薬は、鉄剤の吸収を低下させる可能性があります。2~3時間あけましょう。

貧血におすすめの市販薬ついてよくある質問

貧血の改善に市販薬を使用する際、どの製品が自分に合っているのか、どのように選べばよいのかといった疑問を持つ方は多いでしょう。症状や原因に応じた適切な薬を選ぶことが重要ですが、成分や副作用についても気を配る必要があります。そこで、貧血におすすめの市販薬に関してよくある質問をまとめました。これらの質問に対する答えを参考に、自分に合った市販薬を選び、健康的な生活をサポートしましょう。

どんな副作用がある?

服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください

皮膚…発疹・発赤、かゆみ
消化器…吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛、便秘、下痢

増血剤と鉄剤の違いは?

鉄剤

鉄剤は、鉄分が不足している場合に鉄を補うために使用される薬です。特に鉄欠乏性貧血に効果があり、赤血球の生成を促進するために必要な鉄分を直接補給します。鉄剤には、錠剤、カプセル、液体タイプなどがありますが、基本的には鉄分を補うために使われます。

増血剤

増血剤は、鉄分だけでなく、赤血球の生成を助ける他の成分(ビタミンB12、葉酸など)も含む薬です。増血剤は、鉄欠乏性貧血に限らず、ビタミンや栄養素の不足による貧血や、造血機能の低下に対応するために使用されます。広範囲にわたる栄養補給や赤血球の生成をサポートすることが特徴です。
増血剤は様々な種類の貧血に対応できる一方で、鉄剤は鉄欠乏性貧血に特化した効果的な治療法といえます。貧血の原因や症状に応じて、適切な薬剤が選択されることが重要です。

まとめ

貧血の改善には、ファイチやマスチゲン錠などの鉄剤、エミネトンのような総合的な増血剤、鉄分サプリメントが効果的です。これらの製品はオンラインストアで購入することができて実店舗よりも幅広い商品選択が可能で、商品情報を参考にできるため自分に合った製品を選びやすいでしょう。ただし、貧血の症状が重い場合や長期間続く場合は、必ず医療機関を受診してください。市販薬やサプリメントは、軽度の貧血症状の改善や予防に役立ちますが、根本的な原因治療には医師の診断と処方が必要です。適切な使用と生活習慣の改善を組み合わせることで、より効果的に貧血症状を管理できるでしょう。

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