【ミネドラックが厳選】化膿止めにおすすめの塗り薬8選|選び方と注意点も徹底解説
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日常のちょっとした傷や炎症が悪化し、化膿してしまうと痛みや不快感に悩まされることがあります。化膿とは、細菌が感染して炎症が進行した状態のことで、放置すると治りにくくなることも。そんなとき頼りになるのが化膿止めの塗り薬です。適切な薬を選び、正しい使い方をすることで、化膿を早く鎮めて治癒を促進できます。本記事では、化膿止めの塗り薬の選び方や使用時の注意点を解説し、おすすめの商品を厳選してご紹介します。ぜひチェックしてみてください!
「化膿」とは
化膿(かのう)とは、傷口に異物や細菌が感染して炎症をおこし、赤くはれて痛みが出て、膿(うみ)が出てくる症状のことをいいます。
細菌による感染以外にもさまざまなことが原因になることがあります。皮膚の乾燥や、薬の副作用、特定の部位への接触などが考えられます。
通常は、人間の皮膚が持つ自然治癒力によって傷のまわりに細菌が存在しても感染は起こらず、傷が治って元の皮膚に戻ります。
ところが、傷口が汚れていたりすると、付着した異物や壊死した皮膚組織などから細菌が感染して炎症を起こし、赤く腫れて痛み、膿が出てきます。これが「化膿」です。
*「化膿止め」とは、実は化膿止め=抗生物質の入った塗り薬のことです。
「化膿」の主な原因
化膿は、様々な状況で発生する皮膚の感染症状です。
化膿の原因は多岐にわたります。
主なものは
・切り傷による
切り傷は、鋭利な物体で皮膚が切れることで生じます。傷口が適切に洗浄されず、細菌が侵入すると化膿する可能性があります。症状として、傷口の周囲が赤く腫れ、痛みが増し、膿が出ることがあります。
・咬傷による
動物や昆虫に噛まれた傷は、口内細菌が直接傷口に入り込むため、化膿のリスクが高くなります。傷口が小さくても深部まで感染が広がる可能性があるため、特に注意が必要です。
・擦り傷による
転倒などで皮膚を擦りむいた場合、傷口に砂や泥が入り込みやすく、それらが完全に除去されないと化膿の原因となります。
・皮膚炎による
アトピー性皮膚炎、虫刺され、などの皮膚疾患がある場合、掻くことで皮膚が傷つき、そこから細菌が侵入して化膿することがあります。皮膚のバリア機能が低下しているため、健康な皮膚よりも感染しやすくなります。
「化膿止め」の効果・効能
市販で購入できる化膿止めは、塗り薬のみです。医療機関では飲み薬の化膿止めが処方されることもありますが、市販はされていません。
・主な成分・効能
●抗生物質成分
・クロラムフェニコール
・フラジオマイシン硫酸塩
・パシトラシン
・オキシテトラサイクリン塩酸塩
細菌の増殖を抑える
●殺菌消毒成分
・イソプロピルメチルフェノール
・ベンゼトニウム塩化物
・アクリノール
・ヨウ素
・ヨードチンキ
細菌の増殖(発育)を抑える
●組織修復成分
・アラントイン
ダメージを受けた皮膚を修復する
「化膿止め」を使うべき状態
●傷口の周りに黄色や緑色をしたどろどろの液体が付着している
●傷口が赤く腫れている
●湿疹など皮膚の炎症が起きている場合も、皮膚のバリアは弱くなっています。かきむしってしまってじゅくじゅくしている。
化膿止めの塗り薬を選ぶポイント
化膿した傷や炎症には、症状に合った塗り薬を選ぶことが重要です。傷が赤くじゅくじゅくしている場合、かきむしりによる湿疹や皮膚炎、さらには切り傷や擦り傷など、それぞれに適した化膿止めがあります。本記事では、これらの症状別に選ぶべきポイントをわかりやすく解説します。
●傷が赤い・じゅくじゅく(どろどろした液体)している傷に
このような傷は、細菌が傷口に感染してしまったために引き起こされている可能性が高いです。細菌をやっつけるために抗生物質入りの使用がおすすめです。
●かきむしって膿んだ湿疹や皮膚炎に
抗生物質は細菌の増殖を抑えます。またステロイド成分が炎症やかゆみを鎮めます。
抗生物質とステロイド入りの使用がおすすめです。
●切り傷、擦り傷に
・軽度のすり傷・切り傷
必要に応じて抗生物質入り軟膏の使用がおすすめです。
・深い傷や異物が残っている
医療機関の受診をすすめる。
【ミネドラックが厳選】化膿止めにおすすめの塗り薬8選
化膿した傷や炎症は、適切なケアを行うことで早期改善が期待できます。今回は、ミネドラッグが厳選した塗り薬をピックアップし、それぞれの特長や選び方を詳しく解説します。
症状に合った薬を選び、適切に使用することで、悩みの軽減を目指しましょう。
商品名 | ドルマイシン軟膏 12G | ドルマイコーチ軟膏12G | テラ・コートリル軟膏 | テラマイシン軟膏 | メモA | マキロンSキズ軟膏 | クロマイ-N 軟膏 12G | クロマイ-P 軟膏AS 12G |
ステロイド配合 | ※本剤にステロイド成分は配合されていません。 | ※本剤にステロイド成分は配合されていません。 | ヒドロコルチゾン | ベタメタゾン吉草酸エステル | ※本剤にステロイド成分は配合されていません。 | フルオシノロンアセトニド | ヒドロコルチゾン酢酸エステル | ※本剤にステロイド成分は配合されていません。 |
価格 | 1,100円(税込) | 1,540円(税込) | 1,100円(税込) | 825円 (税込) | 547円 (税込) | 550円(税込) | 1,705円(税込) | 1,815円(税込) |
特徴 | 軽い傷や炎症の治療に使用される。 | 湿疹や軽い炎症に適している。 | かゆみや炎症の治療に効果がある。 | 感染性の皮膚疾患に使用される。 | 軽い擦り傷や切り傷に適している。 | 傷口を保護し、感染を防ぐ。 | アレルギー性皮膚疾患に効果的。 | 重度の炎症やかゆみに適している。 |
ドルマイシン軟膏 12G

ドルマイシン軟膏はこれら殺菌作用をもつ両抗生物質を配合し,グラム陽性・陰性菌による単独又は混合感染症はもちろん,一般外部疾患の感染予防並びに治療に効果を発揮する皮膚疾患治療剤です。
薬のタイプ | 抗生物質外用薬 |
医薬品分類 | 第2類医薬品 |
成分 | 1g中 コリスチン硫酸塩(硫酸コリマイシン)…50000単位 バシトラシン…250単位 |
効果・効能 | 外傷・火傷等の化膿予防及び治療,膿痂疹(とびひ), (せつ),癰(よう),疔(ちょう), 毛嚢炎,湿疹,グラム陽性・陰性菌の単独及び混合感染による皮膚疾患,化膿症,伝染性皮膚炎,皮膚潰瘍 |
服用回数 | 通常1日1~3回,適量を患部に直接又はガーゼに塗布して用いてください。 |
内容量 | 12G |
希望小売価格 | 1,100円(税込) |
ドルマイコーチ軟膏 12G

ドルマイコーチ軟膏は抗菌力を有する二つの抗生物質,バシトラシンとフラジオマイシンを配合し,さらに痒みと炎症を抑えるヒドロコルチゾンを加え,細菌感染症及び炎症性の皮膚疾患に効果を発揮する皮膚疾患治療薬です。
薬のタイプ | ステロイド+抗生物質外用薬(Weak) |
医薬品分類 | 指定第2類医薬品 |
成分 | 1g中 バシトラシン…250単位 フラジオマイシン硫酸塩…3.5mg(力価) ヒドロコルチゾン酢酸エステル…2.5mg |
効果・効能 | 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、 じんましん |
服用回数 | 1日1~数回、適量を患部に塗布する。 |
内容量 | 12G |
希望小売価格 | 1,540円(税込) |
テラ・コートリル軟膏a 6G

ドルマイシン軟膏はこれら殺菌作用をもつ両抗生物質を配合し,グラム陽性・陰性菌による単独又は混合感染症はもちろん,一般外部疾患の感染予防並びに治療に効果を発揮する皮膚疾患治療剤です。
薬のタイプ | ステロイド外用薬(week) |
医薬品分類 | 指定第2類医薬品 |
成分 | テラ・コートリル軟膏aは淡黄~黄色の軟膏で1g中の成分・分量は次のとおりです。 オキシテトラサイクリン塩酸塩・・・30mg(力価) ヒドロコルチゾン・・・10mg 添加物として白色ワセリン、流動パラフィンを含有します。 |
効果・効能 | 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) |
服用回数 | 1日1〜数回、適量を患部に塗布するかガーゼなどにのばして貼付してください。 |
内容量 | 6G |
希望小売価格 | 1,100円(税込) |
テラマイシン軟膏 6G

テラマイシン軟膏aはグラム陰性桿菌(特に緑膿菌)に効果のあるポリミキシンB硫酸塩とグラム陽性菌及び陰性菌などに広い抗菌力を示すオキシテトラサイクリン塩酸塩の2つの抗生物質を配合しています。
薬のタイプ | 抗生物質外用薬 |
医薬品分類 | 第2類医薬品 |
成分 | テラマイシン軟膏aは黄色の軟膏で1g中の成分・分量は次のとおりです。 成分…分量 オキシテトラサイクリン塩酸塩(力価)…30mg ポリミキシンB硫酸塩…10000単位 添加物として白色ワセリン、流動パラフィンを含有します。 |
効果・効能 | 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) |
服用回数 | 1日1〜数回、適量を患部に塗布するかガーゼなどにのばして貼付してください。 |
内容量 | 6G |
希望小売価格 | 825円(税込) |
メモA 20G

メモAは、殺菌剤、傷の痛みをしずめる局所麻酔剤、傷の治りをはやめる成分などを配合したなめらかで伸びのよい軟膏です。 有効成分が、きり傷、すり傷、やけどなどにすぐれた効果をあらわします。 ご家庭の常備薬として、またスポーツ時や旅行の際の携帯薬としてご使用いただけます。
薬のタイプ | 殺菌成分+局所麻酔成分外用薬 |
医薬品分類 | 第2類医薬品 |
成分 | 1g中 クロルヘキシジングルコン酸塩液…10mg ジブカイン塩酸塩…3mg アラントイン…10mg トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE酢酸エステル)…1mg 酸化亜鉛…50mg 添加物:パラフィン、ワセリン、サラシミツロウ、トリオレイン酸ソルビタン、フェノール、チモール、香料 |
効果・効能 | きり傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ 軽度のやけど 創傷面の殺菌・消毒 |
服用回数 | 1日数回、適量を患部に塗布してください。 |
内容量 | 20G |
希望小売価格 | 547円(税込) |
マキロンSキズ軟膏 12G

きりキズ、すりキズに3つの有効成分がよく効きます。 ベタつかない使用感のよい軟膏です。 透明タイプの軟膏です。 さわやかなマキロンフレグランスです。 細口タイプなので、小さなキズにも適量使えます。 小さなチューブなので携帯にも便利です。
薬のタイプ | 抗炎症成分+殺菌消毒成分外用薬 |
医薬品分類 | 第3類医薬品 |
成分 | 本剤は、100g中に次の成分を含有しています。 ベンゼトニウム塩化物…0.1g クロルフェニラミンマレイン酸塩…0.2g アラントイン…0.2g 添加物:1,3-ブチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース、pH調節剤、香料、チモール、L-メントール |
効果・効能 | 切傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒、痔疾の場合の肛門の殺菌・消毒 |
服用回数 | 1日数回、適量を患部に塗布してください。 |
内容量 | 12G |
希望小売価格 | 550円(税込) |
クロマイ-N軟膏 12G

クロラムフェニコール、フラジオマイシン硫酸塩の2つの抗生物質と、抗真菌剤のナイスタチンを配合しています。おでき、ふきでもの等、化膿性皮膚疾患の様々な原因菌に効果を発揮します。
患部を保護し、伸びのよい軟膏なので、ジュクジュク患部からカサカサ患部まで幅広く使用できます。
薬のタイプ | 抗生物質と抗真菌成分外用薬 |
医薬品分類 | 第2類医薬品 |
成分 | 本品は淡黄色〜黄褐色の軟膏剤で、1g中に次の成分を含有しています。 成分…分量 クロラムフェニコール(力価)…20mg フラジオマイシン硫酸塩(力価)…5mg ナイスタチン…100000単位 添加物:ゲル化炭化水素 |
効果・効能 | 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) |
服用回数 | 1日1〜数回、適量を患部に塗布してください。 |
内容量 | 12G |
希望小売価格 | 1,705円(税込) |
クロマイ-P軟膏AS 12G

クロラムフェニコール、フラジオマイシン硫酸塩の2つの抗生物質を配合し、化膿した患部を治します。プレドニゾロンのステロイド成分を配合、しっしん、皮膚炎等の炎症にすぐれた効き目を発揮します。 患部を保護する油性基剤なので、ジュクジュクした患部に適しています。
薬のタイプ | ステロイド+抗生物質外用薬(Weak) |
医薬品分類 | 指定第2類医薬品 |
成分 | 100g中成分分量 クロラムフェニコール2g(力価) フラジオマイシン硫酸塩0.5g(力価) プレドニゾロン0.3g 【添加物】 ゲル化炭化水素 |
効果・効能 | 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) |
服用回数 | 1日1〜数回、適量を患部に塗布して下さい。 |
内容量 | 12G |
希望小売価格 | 1,815円(税込) |
【ミネドラックが厳選】殺菌消毒、その他おすすめ5選
マキロンS 75G

キズの殺菌消毒に。皮膚の修復成分配合。外用専用。本品は透明フィルムで包装しています。
薬のタイプ | 殺菌消毒薬 |
医薬品分類 | 第3類医薬品 |
成分 | 100mL中 ベンゼトニウム塩化物…0.1g アラントイン…0.2g クロルフェニラミンマレイン酸塩…0.2g 添加物:エタノール、塩化Na、pH調節剤、香料、チモール、l-メントール |
効果・効能 | 切傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒、痔疾の場合の肛門の殺菌・消毒 |
服用回数 | 1日数回、患部に噴霧又はガーゼ・脱脂綿に浸して塗布する。 |
内容量 | 75G |
希望小売価格 | 715円(税込) |
キズウォッシュ 80ml

キズウォッシュ 80mLは、殺菌消毒成分・塩化ベンゼトニウムに局所麻酔成分、血管収縮成分、かゆみ抑制成分を配合した皮膚の薬です。しっかりと患部を消毒できるスプレー式。
やけど・すり傷などの消毒のために、ご家庭の常備薬に。
薬のタイプ | 殺菌消毒薬 |
医薬品分類 | 第2類医薬品 |
成分 | (100mL中)塩酸ナファゾリン 0.1g、マレイン酸クロルフェニラミン 0.2g、塩酸ジブカイン 0.1g、塩化ベンゼトニウム 0.1g。添加物エタノール、l-メントール、チモール |
効果・効能 | 切傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒、痔疾の場合の肛門の殺菌・消毒 |
服用回数 | 1日数回噴霧又はガーゼ・脱脂綿などに浸して塗布 |
内容量 | 80ml |
希望小売価格 | 327円(税込) |
新キズドライパウダースプレー50G

殺菌・消毒:刺激が少なく皮ふにやさしい優れた殺菌力を持つ殺菌消毒剤「イソプロピルメチルフェノール」が傷口を殺菌消毒し、化膿を防ぎます。痛みを鎮める:局所麻酔剤「ジブカイン塩酸塩」が痛みを鎮めます。皮ふ形成を促進:「アラントイン」の創傷修復作用により、創傷面の皮ふ形成を促進し、傷の治りを早めます。パウダーが傷口をサラッとさせます。
薬のタイプ | 殺菌消毒薬 |
医薬品分類 | 第2類医薬品 |
成分 | 100g中 イソプロピルメチルフェノール…0.15g ジブカイン塩酸塩…0.045g アラントイン…0.15g 添加物として、ベンザルコニウム塩化物、ゼラチン、トウモロコシデンプン、白糖、スクワラン、LPGを含有する |
効果・効能 | きり傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒 |
服用回数 | 1日数回、患部に適量を噴射してください |
内容量 | 50G |
希望小売価格 | 1,050円(税込) |
イソジンきず薬 30ml

有効成分ポピドンヨードを含む外用殺菌消毒薬です。 きり傷・すり傷・とびひ・おできなどの殺菌・消毒にすぐれた効果があります。
薬のタイプ | 殺菌消毒薬 |
医薬品分類 | 第3類医薬品 |
成分 | 1mL中 ポビドンヨード・・・100mg(有効ヨウ素として10mg) 【添加物】 グリセリン、クエン酸、リン酸一水素ナトリウム、ラウロマクロゴール、pH調整剤を含有しています。 |
効果・効能 | ●きり傷、さし傷、すりむき傷、靴ずれ、やけどなどの患部の殺菌・消毒 ●とびひ、おでき等の感染皮膚面の殺菌・消毒 |
服用回数 | 1日数回、患部に塗布してください。 |
内容量 | 12G |
希望小売価格 | 737円(税込) |
バンドエイド キズパワーパッド フツウ20枚

進化したテクノロジーで開発されたキズパワーパッドは、自然治癒力を高め、痛みをやわらげながら、キズを早くきれいに治します。滅菌済。最長5日間保護。
傷、かき傷、あかぎれ、さかむけ、靴ずれ等の創傷及び軽度の熱傷(やけど)の「治癒の促進」、「痛みの軽減」、「湿潤環境の維持」、「保護」
薬のタイプ | ハイドロコロイド絆創膏 |
医薬品分類 | – |
成分 | 低アレルギー性粘着剤使用 |
効果・効能 | – |
服用回数 | 2、3日に一度、キズの様子を確認してください |
内容量 | 12G |
希望小売価格 | 1,815円(税込) |
・化膿の予防策と化膿してしまった時の対策
化膿は、怪我をした時の外側からの対策を行う事と、体質自体の改善を日常生活の中で行う事で予防する事ができます。
傷が発生してしまった場合の対策法などを紹介します。注意点を知って有効に対策していきましょう。
・傷口を清潔に保つ
予防や対策について、化膿はその多くがブドウ球菌やレンサ球菌など、空気中に普通に居る細菌により起こっているため、傷口ができたらこれをきれいにして、治る間も汚れないように気をつけましょう。また、化学物質の接触が化膿の理由となる場合もあります。
また、疲れやストレスが多い場合など、免疫力が弱っている状態だと傷口の治りが遅く、化膿しやすくなります。
・湿潤療法
傷が早く治りやすいと言われている方法が湿潤療法です。消毒液は周りの細胞をいためてしまうという考えから出たもので、患部の浸出液の中には傷を直す成分や常在菌も含まれているためこれを利用しようという方法です。
湿潤療法の場合、消毒液を使いません。止血をしたら傷口をきれいに洗い、ワセリンで覆ってラップをして乾燥を防ぎます。
キズパワーパッドなどの絆創膏もこの湿潤療法を最も簡潔化した方法になります。
・ガーゼを使用しない
傷口が発生してしまった場合にガーゼを使用して傷口を覆ってバイ菌が入らないように膿んでしまった汁を吸わせて治療する方法がありますが、ガーゼは傷口を治療する上では逆効果になります。
ガーゼは水分を吸ってしまいますので、膿で傷口を治療している重要な水分を乾かして乾燥させてしまいます。なので皮膚の表皮で発生してしまっている傷の治療を遅らせ、傷の治癒を妨害してしまう原因になってしまいます。
傷が発生してしまったらガーゼや包帯で傷口を覆うというのが一般的ですがこの認識は間違いなので注意しましょう。しかし更にバイ菌が侵入しないように対処することは有効になります。絆創膏などでまず乾燥を防ぎながらその上に包帯やガーゼなどで覆ってカバーしていくほうが効果的でしょう。
・傷口を乾燥させない
傷口を乾燥させないことが傷口を治療する上では最も有効な対処法になります。湿潤療法でも同じことを行っている要素になります。
傷口を乾燥させてしまうことは、砂漠で水を与えずに人間に仕事をさせている様な状態と同様の意味になります。皮膚の修復細胞も、正常に働くためには適度な水分が必要になります。
つまり化膿していても、ある程度水分が保持している状態が好ましい状態になります。
傷ついている真皮の細胞は乾燥してしまうことで死んでしまいます。さらに真皮の表面にある毛穴や汗管も死んでしまいます。死んでしまった細胞は元に戻ることはないので乾燥させてしまうことは逆効果になりますので、注意が必要です。
・医療機関での受診
次のような場合には、早め医療機関を受診しましょう。
・傷口に木片やガラスの破片が残っていて取れない
・出血が多く、止血ができない。
・かみ傷(動物や昆虫に咬まれた傷)
・傷が深い・大きい。
・発熱を伴ったり、腫れや患部の痛みが強い。
・傷口より先の部位にしびれや動かしにくさを感じる。
・市販薬を1週間ほど使っても症状が改善しない
まとめ
けがを適切にケアすることは、化膿を防ぎ早期回復につながります。傷口はまず水でしっかり洗い流し、清潔を保つことが基本です。また、動物に噛まれた傷や釘で刺した傷は感染リスクが高いため、早めに対応が必要です。腫れや痛みが続く場合や異常が見られる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。本記事で紹介した塗り薬を活用することで、日常的なケガのケアをサポートできます。ぜひ適切に選んでご利用ください!