【ミネドラッグが厳選】ウオノメ(魚の目)におすすめの市販薬5選|選び方と注意点も解説
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靴を履いて歩くたびに「ズキッ」と痛む足裏…その正体、もしかすると“ウオノメ”かもしれません。固く盛り上がった皮膚の中心にできた小さな芯が、知らぬ間に神経を刺激し、日常の一歩一歩をストレスに変えてしまう。とはいえ、「削るのは怖い」「病院に行くほどじゃない」と感じる方も多いのではないでしょうか。実は、自宅で手軽にケアできる市販の塗り薬でも、芯までしっかりアプローチできる製品が登場しています。この記事では、薬剤師が厳選したウオノメ対策におすすめの塗り薬を紹介し、正しい選び方や使い方、注意点まで徹底解説します。
・ウオノメの主な症状
「小さな硬いできものが、歩くたびにチクッと痛む…」そんな経験はありませんか?ウオの目は、皮膚が繰り返し圧迫や摩擦を受けることで、角質が内側に向かって硬く成長し、芯のような突起が神経を刺激することで痛みを引き起こします。見た目はタコやイボと似ており、自己判断が難しいこともありますが、ウオノメ特有の“中心の芯”や“ピンポイントの痛み”が大きな特徴です。症状を正しく理解することで、セルフケアの選択肢がぐっと広がります。
・ウオノメと間違いやすい疾患
ウオノメと似ていて間違いやすい皮膚疾患には、以下のようなものがあります。
タコ
皮膚の一部が硬く盛り上がる状態になります。別名「胼胝(べんち)」といいます。タコはウオノメと同じように、合わない靴を履き続けるなどして足に慢性的に刺激が加わることで角層が異常に厚くなって形成されます。多くの場合で痛みがありません。
イボ
イボとは皮膚表面が盛り上がっている小さなできものの総称です。医学的には「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれ、ウイルスを原因とするものや老化・紫外線が原因でできるものなど、さまざまな種類があります。
・ウオノメの市販薬の選び方
ウオノメは、皮膚の深部に“芯”ができているため、適切なケアをしないと痛みが長引いたり、再発しやすくなったりすることも。
ウオノメの治療には有効成分サリチル酸が使用されます。サリチル酸は抗菌作用や皮膚の角質を柔らかくする作用を持つ薬です。
最近ではこのサリチル酸を含む薬が貼り薬、塗り薬と二つのタイプが発売されていますので、その違いや特徴とともにおすすめの薬をご紹介します。
・貼り薬
貼り薬タイプは、患部にしっかりと固定して長時間覆うことができます。また、貼り替えも容易で便利です。貼り続けることで効果が期待できます。
最近では、汗や水などにも強い防水タイプの貼り薬も販売されています。
・塗り薬
塗り薬タイプは、長時間貼り薬を使用するとかぶれやすい方や、貼り薬が使いづらい患部の場合には、塗り薬が適しています。また、塗り薬の場合は、ピンポイントで患部に塗布することが可能です。
ただ、塗り薬の場合には、1日数回塗布する必要があります。最近だと、液体だけでなく、液だれしないジェルタイプのものなども販売されています。
【ミネドラッグが厳選】5選 ウオノメにおすすめの市販薬5選
商品名 | スピール膏ワンタッチEX Mサイズ 12枚 | スピールジェル 3G | ドクター・ショール ジェルコーンリムーバー 5G | ウオノメコロリ液 6ML | イボコロリ液6ML |
価格 | 1,045円税込 | 1,100円税込 | 1,100円税込 | 1,188円税込 | 1,056円税込 |
タイプ | 絆創膏タイプ | ジェルタイプ | ゲルタイプ | 液状タイプ | 液状タイプ |
スピール膏ワンタッチEX Mサイズ 12枚

スピール膏 ワンタッチEXは、サリチル酸の角質軟化溶解作用を利用した角質剥離剤です。厚く硬くなった皮ふをやわらかくし、うおの目、たこ、いぼの角質を取り去ります。
また、付属のサイズ調整シールにより、患部にのみ薬剤が付着するように調節できます。
(内側の穴の直径:3mm 4.5mm 6mm)
分類 | 第2類医薬品 |
成分 | 1平方センチメートル中 サリチル酸・・・45mg(サリチル酸50%配合) 添加物として、生ゴム、中鎖脂肪酸トリグリセリド、水素添加ロジングリセリンエステル、精製ラノリン、銅クロロフィリンナトリウム、その他1成分を含有する。 |
効能・効果 | うおの目、たこ、いぼ |
用法・用量 | 【用法・用量】 本品を台紙からはがし、薬剤部分を患部にズレないように貼り、2~3日毎に新しい薬剤付パッドと交換してください。 【使用方法】 ※患部をお湯に浸して軟らかくし、よく拭いてからご使用になると一層効果があります。 1.角質が厚く硬くなっている患部の大きさを確認してください。 2.緑色の薬剤部分(直径7mm)が患部より大きい場合には、薬剤部分が健康な皮ふに付着して、その部分も白く軟化し痛んだりしますので、それを防ぐ為に、患部の大きさと同じかやや小さい穴のサイズ調整シールを台紙からはがし、内側の穴が患部にあたるように貼ってください。 患部の直径が7mm以上の場合はサイズ調整シールは不要です。 3.薬剤付パッドをサイズ調整シールの穴に薬剤部分があたるように、貼ります。 サイズ調整シールを使わない場合は患部に直接薬剤付パッドを貼ってください。 4.添付の固定用テープでしっかり押さえてとめ、2~3日間密着させておきます。 毎日交換するより密着性が良くなり、硬くなった患部が早くやわらかくなります。 5.交換の際には、白くなった角質部を消毒したピンセットなどで痛みを感じない程度に取り除きます。 6.患部が完全に取りきれない場合は繰り返し1.~5.を続けます。 7.特にうおの目は、しん(角質柱)を完全に取り除かないと何度も再発しますので、貼り換えの際には白くなった角質部を5.の要領で取り除いた後、しんがとれるまで根気よく治療を続けてください。 残っているしんの大きさにあわせたサイズ調整シールをご利用ください。 8.うおの目、たこを取った後、患部が陥没したり、角質が白く硬くなることがありますが、新しい皮ふが再生されますので、清潔にしておいてください。なお、患部が痛むようでしたら、救急絆創膏等を貼っておいてください。 【用法・用量に関する注意】 (1)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。 (2)本品は外用にのみ使用し、内服しないでください。 (3)緑色の薬剤部分が健康な皮ふに付着すると、その部分も白く軟化し、痛んだりしますので、患部の周りの皮ふにつかないようによく注意して使用してください。 |
内容量 | Mサイズ 12枚入 |
希望小売価格 | 1,045円税込 |
注意点 | 次の部位には使用しないでください。 (1)目の周囲、粘膜、やわらかい皮ふ面(首の周り等)、顔面等(角質溶解作用の強い薬剤ですからこのような部位には使用しないこと) (2)炎症又はキズ、化膿のある患部等 (炎症やキズ、化膿のある患部等に使用すると刺激が強く、症状を悪化させることがあります) (3)群生したいぼ、身体に多発したいぼ (4)みずいぼ (5)湿ったいぼ (6)外陰部や肛門周囲にできたぶよぶよしたいぼ (7)褐色か淡黒色の扁平に隆起した老人性いぼ (8)かきキズにそって一列にできた若年性扁平いぼ |
スピールジェル 3G

スピールジェルは、サリチル酸の角質軟化溶解作用を利用した角質はく離剤です。速やかに乾燥して薄い被膜をつくり、うおの目、たこ、いぼの角質を取り去ります。ジェルタイプなので液だれしにくく、患部にピンポイントで簡単に塗れます。
分類 | 第2類医薬品 |
成分 | 100g中 成分・・・分量 サリチル酸・・・15g 添加物として、ピロキシリン、エタノール、コロジオン用ジエチルエーテル、だいだい色403号を含有します。 |
効能・効果 | うおの目、たこ、いぼ |
用法・用量 | 1日数回、患部に適量を塗布してください。 |
内容量 | 3G |
希望小売価格 | 1,100円税込 |
注意点 | してはいけないこと (守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる) 次の部位には使用しないでください。 1.目の周囲、粘膜、やわらかい皮ふ面(首の周り等)、顔面等 (角質溶解作用の強い薬剤なので、このような部位には使用しないこと) 2.炎症又はキズ、化膿のある患部等 (炎症やキズ、化膿のある患部等に使用すると刺激が強く、症状を悪化させることがあります) 3.群生したいぼ、身体に多発したいぼ 4.みずいぼ 5.湿ったいぼ 6.外陰部や肛門周囲にできたぶよぶよしたいぼ 7.褐色か淡黒色の扁平に隆起した老人性いぼ 8.かきキズにそって一列にできた若年性扁平いぼ |
ドクター・ショール ジェルコーンリムーバー 5G

サリチル酸15%配合した、うおの目・たこ除去専用の医薬品。(第2類医薬品) 先細ノズルで簡単にかつピンポイントで患部に塗布し、ジェル状なので液ダレしにくく、周りの皮膚を傷つけません。
分類 | 第2類医薬品 |
成分 | 1g中 サリチル酸・・・0.15g 添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、ピロキシリン、乳酸、ヒマシ油、dl-カンフル、アセトン、エーテル、エタノール、だいだい色403号、黄色406号を含有します。 |
効能・効果 | うおのめ、たこ、いぼ |
用法・用量 | 1日、数回患部に適量を塗布してください。 |
内容量 | 5G |
希望小売価格 | 1,100円税込 |
注意点 | 1、次の人は使用しないでください サリチル酸およびアスピリン等のサリチル酸系薬剤に対し過敏症の既往歴のある人。 2、次の部位には使用しないでください (1)顔面、目の周囲や唇、首のまわりなど皮膚のやわらかい部分、粘膜など。 (2)炎症又は傷のある患部。 (3)みずいぼ。 (4)肛門周囲や外陰部にできたいぼ。 (5)一列に並んだいぼ、群生したいぼ、身体に多発したいぼ。 |
ウオノメコロリ液 6ML

ウオノメコロリは魚の目やタコなどの乾燥した角質を湿らせる作用のある乳酸をサリチル酸に加えて配合し、ガンコな魚の目・タコに、より効果的に工夫された医薬品(角質剥離剤)です。患部に塗布するとすばやく乾燥し、白い被膜をつくり、厚く硬くなった皮膚をやわらかくし、魚の目・タコを取り除きます。
痛む患部を保護するウオノメパッド付です。
分類 | 第2類医薬品 |
成分 | 本品100mL中 サリチル酸10g 乳酸10mL 添加物としてコロジオンYを含む。 |
効能・効果 | 魚の目、タコ |
用法・用量 | 1日1~2回、キャップ付属の棒で、1滴ずつ患部に塗布してください。 |
内容量 | 6ML |
希望小売価格 | 1,188円税込 |
注意点 | してはいけないこと (守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります) 1.次の人は使用しないでください。 乳幼児(7歳未満) 2.次の部位には使用しないでください。 (1)顔面、目の周囲や唇、粘膜など。 (2)首などの皮膚のやわらかい部分。 (3)炎症又は傷のある患部。 |
イボコロリ液6ML

イボコロリは、サリチル酸の角質軟化溶解作用を利用した医薬品(角質剥離剤)です。
患部に塗布するとすばやく乾燥し、白い被膜をつくり、厚く硬くなった皮膚をやわらかくし、魚の目・タコ・イボを取り除きます。
液体タイプなので患部の大きさを選びません。必要なだけ塗布できます。
キャップ付属の棒で的確に塗布することができます。
分類 | 第2類医薬品 |
成分 | (本品1g中) サリチル酸・・・0.1g 添加物としてコロジオンを含む。 |
効能・効果 | 魚の目、タコ、イボ |
用法・用量 | 1日4回、キャップ付属の棒で、1滴ずつ患部に塗布してください。 |
内容量 | 6ML |
希望小売価格 | 1,056円税込 |
注意点 | <してはいけないこと> ・次の人は使用しないでください。 (1)乳幼児(7歳未満) ・次の部位には使用しないでください。 (1)顔面、目の周囲や唇、粘膜など。 (2)首などの皮膚のやわらかい部分。 (3)炎症又は傷のある患部。 ・次の症状には使用しないでください。 (1)水イボ (2)老人性イボ(黒褐色の扁平なイボ) (3)尖圭コンジローム(肛門周囲や外陰部にできたイボ) (4)一列に並んだイボ、群生したイボ、身体に多発したイボ |
ウオノメの予防
ウオノメは、一部の皮膚に対して圧迫や摩擦が集中することで起こります。
例えば、ご自身の靴がサイズに合っていない場合や、靴底が柔らかいために足裏に負担がかかる場合などです。また、女性の場合は、ハイヒールを履く際に足の前方に体重がかかり、母趾球と呼ばれる足裏の前方に症状が出ることも多いでしょう。
そのため、まずはご自身の足にフィットした靴を選ぶことが大切です。お気に入りの靴がある場合には、体重の足裏への負担が分散されるように中敷を工夫してみるのも良いでしょう。ハイヒールを履く時間を短くすることも効果的です。
また、歩き方によって、足の一部に負担がかかっていることもあります。ガニ股、内股、かかとから着地していない場合などです。タコやウオノメが頻発するような場合には、ご自身の歩き方を見直してみることも大切です。
ウオノメについてよくある質問
Q1.ウオノメは足の裏だけ?
魚の目は手のひらにできることもあります。
仕事などで手の同じ場所に器具が当たることが多い人は注意が必要です。
手のひらのできものといえばペンダコが有名ですが、タコの場合は触っても痛みがないことが特徴です。手の平にはウイルス性のイボができることもあるため、イボ・ウオノメの判別が難しい場合には皮膚科を受診しましょう。
Q2.魚の目は市販薬で治る?
小さなウオノメの場合は、市販薬を使って対処することが可能です。
市販薬には角質を柔らかくするサリチル酸が配合されており、ウオノメの芯を柔らかくして浮かせることでウオノメを治療します。
大きなウオノメには対処できないこともありますが、初期段階のウオノメであれば市販薬で芯を取り切ることも可能なため、できるだけ早く対処しましょう。
Q3.一度治ってもまたできるの?
ウオノメは、一部の皮膚に対して圧迫や摩擦が集中することで起こります。
例えば、ご自身の靴がサイズに合っていない場合や、靴底が柔らかいために足裏に負担がかかる場合などです。
何度もウオノメが再発するという場合は履いている靴のサイズが合っていなかったり、無理な高さのハイヒールが原因であったりするため、一度靴を見直してみることも大切です。
まとめ
歩くたびに痛みが発生し日常生活に支障のあるウオノメですが、初期の段階であれば市販薬で対処することが可能です。
また、何度もウオノメが再発するという場合は履いている靴のサイズが合っていなかったり、無理な高さのハイヒールが原因であったりするため、一度靴を見直してみることも大切です。
市販薬で対処しきれない大きなウオノメや、痛みが激しいという場合は、皮膚科を受診するようにしてください。