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【ミネドラッグが厳選】子どもの鼻炎におすすめの市販薬5選|選び方と注意点も解説

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お子さまはかぜや鼻炎によって鼻のアレルギー症状が出やすいことがあります。「花粉症になったのか、急に鼻がずるずるし始めた」「鼻づまりで苦しそう」とお悩みのパパやママも多いのではないでしょうか?

しかし、仕事が忙しかったり病院の休診日だったりするとすぐに受診できないこともあるでしょう。そのような場合におすすめなのが市販薬です。とはいえ、子どもの鼻炎用の市販薬は多数あり、その中からひとつ選ぶのはなかなか大変です。

そこで、本記事では病院を受診できないときに使いたい、効き目のある子ども用鼻炎薬について詳しくご紹介します。おすすめの商品を5つピックアップしていますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。

商品名希望小売価格
宇津こども鼻炎シロップA 120ml1,320円(税込)
アレグラFXジュニア16錠1,298円(税込)
ムヒこども鼻炎シロップS 120ml1,320円(税込)
浅田飴こども鼻炎S 30錠660円(税込)
ストナリニ・サット小児用1,320円(税込)




子どもの鼻のアレルギー症状は

くしゃみ、鼻水、鼻づまりの3大症状は大人と同じですが、子どもは大人に比べて鼻水や鼻づまりの症状が目立ちます。

年齢が低いうちは、ハウスダストやダニなどの通年性アレルギー性鼻炎の割合が高いのですが、近年季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)の割合も上昇しています。

子どもがかかるアレルギー疾患の中には、成長とともに症状が治まるものもありますが、アレルギー性鼻炎は自然に良くなることは基本的にはありません。放置しておくと集中力の低下の原因になったり、睡眠不足になったりす場合もあります。

子どもの鼻炎薬の選び方【薬剤師監修】

子どもの鼻炎に適した薬を選ぶ際には、重要なポイントがあります。

ここでは、3つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

年齢に適した製品を選ぶ

市販薬は必ず小児用の薬を使用しましょう。鼻炎薬では、3ヵ月から飲める抗ヒスタミン薬のシロップ剤や7歳から飲めるアレルギー専門鼻炎薬などがあります。子どもは大人と違い抵抗力が弱く、内臓の働きも充分でないため、薬による影響も大人とは異なります。
市販薬の場合、3ヵ月未満は原則使用不可、1歳未満は医師の診察を優先してください。また、子どもには使用できない薬もありますので、自己判断で量を調整した大人の薬を飲ませるのは避けましょう。

成分と効果を確認

子どもの鼻炎薬を選ぶ際は、成分と効果もしっかりと確認しましょう。特に、鼻かぜの薬とアレルギー性鼻炎の薬は成分が異なるものが多いです。
また、かぜのひき始めの熱や咳の症状がない場合、鼻炎薬を服用することもありますが、同じ「鼻炎薬」と記載されていても成分や成分量が異なれば得られる効果も異なります。

例えば、「抗ヒスタミン薬」はかぜやアレルギー性鼻炎に効果が期待できますが、「鼻粘膜収縮薬」は鼻詰まりを緩和します。ただし、第1世代抗ヒスタミン薬や鼻粘膜収縮剤は長期間服用すると、副作用が強く出る恐れがあるため注意しましょう。

副作用の少ない第2世代抗ヒスタミン薬を選ぶ

アレルギー性鼻炎には第1世代抗ヒスタミン薬ではなく、第2世代抗ヒスタミン薬を選ぶと良いでしょう。古くから使用されていた第1世代抗ヒスタミン薬は、眠気や口の乾きなどの副作用が起こりやすいものでした。第2世代抗ヒスタミン薬は、服用後に効果を速やかに実感でき、なおかつ副作用が少ないため長期的な服用が可能です。

ただし、最適な治療法は症状や状態によって異なるため、自己判断で市販薬を長期的に服用するのではなく、医師の診察を受けることが大切です。どうしても病院を受診できないときや急な鼻炎症状のときに服用させる程度にしましょう。

商品名希望小売価格
宇津こども鼻炎シロップA 120ml1,320円(税込)
アレグラFXジュニア16錠1,298円(税込)
ムヒこども鼻炎シロップS 120ml1,320円(税込)
浅田飴こども鼻炎S 30錠660円(税込)
ストナリニ・サット小児用1,320円(税込)


【ミネドラッグが厳選】子どもの鼻炎薬おすすめ市販薬5選

宇津こども鼻炎シロップA

宇津こども鼻炎シロップAは、お子さまの鼻かぜなどの急性鼻炎・ハウスダスト・花粉などによるアレルギー性鼻炎の諸症状を緩和するのに効果が期待できる成分を配合しています。鼻がズビズビし始めたときや、鼻づまりで眠りが浅いときなどに服用すると良いでしょう。甘いブドウ味のシロップで、粉薬や苦味が苦手なお子さまでも飲みやすいのが魅力です。砂糖やカフェインは使用していないので、乳幼児のパパやママも安心して飲ませられますよ。

分類指定第2類医薬品
成分d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、
dl-メチルエフェドリン塩酸塩、ベラドンナ総アルカロイド、
グリチルリチン酸二カリウム
効能・効果急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による
次の諸症状の緩和: くしゃみ、鼻水、鼻づまり、なみだ目、 のどの痛み、頭重
用法・用量3ヵ月未満 服用させないでください
3ヵ月以上~6ヵ月未満 1回  3.3ml
6ヵ月以上~1才未満 1回  4ml
1才以上~3才未満 1回  5ml
3才以上~7才未満 1回 6.5ml
7才以上~11才未満 1回  10ml
1日3回毎食後、また必要に応じて就寝前に服用してください。止むを得ない場合は、約4時間を空け、1日6回まで服用することができます。
内容量120ml
希望小売価格1,320円(税込)
注意点(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
1. 次の人は服用しないでください。
本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
2. 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください。
他の鼻炎用内服薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等)、胃腸鎮痛鎮痙薬
3. 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります。)
4.  長期連用しないでください。

アレグラFXジュニア

アレグラFXジュニアは、小中学生用(7~14才用)の眠くなりにくいアレルギー専用鼻炎薬です。副作用が出にくい第2世代抗ヒスタミン成分の「フェキソフェナジン塩酸塩」を1錠あたり30mg配合しています。眠くなりにくく、口の乾きも感じづらい成分なので、登校前や勉強中でも服用しやすいです。また、空腹時でも飲めるのも特徴となっています。

分類第2類医薬品
成分(1日量:2錠中)フェキソフェナジン塩酸塩60mg
(1日量:4錠中)フェキソフェナジン塩酸塩120mg
効能・効果花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる
次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
用法・用量[7才~11才]1回1錠、1日2回朝夕に服用してください。
[12才~14才]1回2錠、1日2回朝夕に服用してください。
内容量14錠
希望小売価格1,298円(税込)
注意点次の人は服用しないでください。
1.本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
2.7才未満の小児
3.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください。
他のアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬、鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬等)、水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤(制酸剤)、エリスロマイシン(抗生物質)、アパルタミド(前立腺がん治療剤)
4.服用前後は飲酒しないでください。

ムヒこども鼻炎シロップS

ムヒこども鼻炎シロップSは、お子さまが大好きなイチゴ味のシロップ剤なので、薬が苦手なお子さまでも飲みやすい鼻炎薬です。アンパンマンの計量カップ付きで、容器の蓋は誤飲対策が施された安全キャップを使用しています。容器本体は軽くて割れにくいプラスチックボトルのため、持ちやすく丈夫です。

ノンカフェインで眠りを妨げないほか、アレルゲンとなる卵・小麦・牛乳・大豆由来の成分は配合されていません。

分類指定第2類医薬品
成分クロルフェニラミンマレイン酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、カンゾウエキス
(原生薬換算量170mg)
効能・効果急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:くしゃみ、鼻みず(鼻汁過多)、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭重(頭が重い)
用法・用量1日3回毎食後及び必要な場合には就寝前に服用してください。
また、場合により約4時間間隔で1日6回まで服用できます。
3才以上7才未満:10mL
1才以上3才未満:7.5mL
6ヵ月以上1才未満:6mL
3ヵ月以上6ヵ月未満:5mL
3ヵ月未満:服用しないこと
内容量120ml
希望小売価格1,320円(税込)
注意点1.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
他の鼻炎用内服薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等)。
2.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気等があらわれることがあります。)
3.長期連用しないでください

浅田飴こども鼻炎S 30錠 

浅田飴こども鼻炎Sは、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩など3種の有効成分を配合した、つらい鼻水・鼻づまりに効く鼻炎薬です。
カロリーや糖分が気になる方も服用できるシュガーレスのドロップタイプなのが特徴的。サイダー味なので、苦い薬が苦手なお子さまでも服用できる「良薬にして口に甘し」な薬です。

分類第2類医薬品
成分d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、フェニレフリン塩酸塩、ベラドンナ総アルカロイド
効能・効果急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭重
用法・用量7~14才 2錠
5~6才 1錠
1日3回、口中で溶かすか、又はかみくだいて服用してください。ただし、服用間隔は4時間以上おいてください。
5才未満 服用しないこと
※1度に2錠を口中に含まず、1錠ずつ服用してください。
内容量30錠
希望小売価格660円(税込)
注意点[守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりや
すくなります。]
1.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください。他の
鼻炎用内服薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー
用薬等)、胃腸鎮痛鎮痙薬
2.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください(眠気や目
のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります)。
3.長期連用しないでください

宇津こども咳どめシロップA

ストナリニ・サット小児用は5才のお子様から服用できる、イチゴ味のチュアブル錠です。
くしゃみ・鼻水・鼻づまりだけでなく、のどの痛みや頭重などにも効果が期待できます。
口の中でサッと溶けるので水なしで服用可能。そのため、錠剤を飲み込むのが苦手なお子さまにもおすすめです。

分類第2類医薬品
成分d -クロルフェニラミンマレイン酸塩、フェニレフリン塩酸塩、ベラドンナ総アルカロイド
効能・効果急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:くしゃみ、鼻みず(鼻汁過多)、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭重(頭が重い)。
用法・用量11~14才1回3錠、7~10才1回2錠、5~6才1回1錠をいずれも1日3回をかむか、口中で溶かして服用します。服用間隔は4時間以上おいてください。
内容量36錠
希望小売価格1,320円(税込)
注意点(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
1. 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
 他の鼻炎用内服薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳
去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等)、胃腸鎮痛鎮痙薬
2. 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります。)
3. 長期連用しないでください

アレルギー性鼻炎の市販薬の注意点

鼻炎薬を服用する際は、以下の3点に注意しましょう。

用法・用量を守る

「用法・用量」は薬効を最大化させ、副作用を最小限に抑えるために定められたものです。添付文書を必ず確認し、1日の服用タイミングと回数、量を守って服用してください。服用のタイミングを誤ると、効果に差が出たり、副作用が出やすくなるなどの恐れがあります。また、飲み忘れた分をまとめて服用するのも危険です。適切な量を適切なタイミングで服用しましょう。

長期間の使用を避ける

長期間服用を続けると副作用が出やすくなります。症状が無くなった場合は市販薬の服用を止めましょう。かぜの症状がなかなか治まらない場合や症状が強い場合は、別の病気が潜んでいる恐れもあるため、医師の診察を受けることが必要です。

副作用に注意する

使用する薬の副作用を事前に確認し、異常が見られた場合はすぐに使用を中止し、医師に相談してください。発疹やかゆみ、呼吸困難などのアレルギー反応が現れた場合は、すぐに医師の診察を受けることが必要です。

子どもの鼻炎薬に関するよくある質問

どのような薬があって、どのように薬を選んでいいのかわからない…といったお悩みを抱えているママやパパも多いでしょう。
そこで、ここからは子どもの鼻炎薬を選ぶ際によくお問い合わせをいただく内容をご紹介します。

ステロイド系の点鼻薬は子供にも使えますか?

第2世代の抗ヒスタミン薬は、脳に入りにくい成分のため眠くなりにくく、口が渇きにくいというメリットがあります。一方、第1世代の抗ヒスタミン薬は、眠気が出る場合があり乗物の運転操作ができませんが、効果が早いのが特徴です。

鼻炎の薬はずっと飲み続けてもいいですか?

第1世代の抗ヒスタミン薬は長期連用できません。第2世代の抗ヒスタミン薬を2週間を超えて服用する場合は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。また、花粉などの季節性のアレルギー性鼻炎症状に使用する場合は、花粉飛散予測日から、または、症状が出始めたら早めに服用を始めると効果的です。



まとめ

今回は、子どもの鼻炎症状に対応した市販薬について記載しました。子どもに鼻炎症状がある場合は、小児科を受診して必要に応じて処方された薬を飲むのが原則です。市販の鼻炎薬は、ママやパパも具合が悪くて病院に連れて行けないなど、どうしても受診できないときのみ飲ませましょう。
アレルギーメカニズムは大人と変わらないので、薬以外の部分で対策することも重要です。子どもが少しでも快適に過ごせるよう工夫していきましょう。


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