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【ミネドラッグが厳選】胃腸におすすめの漢方薬・健胃生薬7選|選び方と注意点も解説

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胃腸の不調に悩んでいる方は多いでしょう。食欲不振、胃のもたれ、腹痛など、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
そこで、古来から用いられてきた漢方薬が注目されています。
本記事では、胃腸におすすめの漢方薬や、具体的な効果、適応症状、よくある質問までを詳しく紹介いたします。自分に合った漢方薬がなかなか見つからない、、とお悩みの方はぜひ参考にしてください。


胃腸の不調に対する漢方薬とは

食事が満足にとれないと、体を動かすエネルギーを十分につくり出せなくなってしまいます。漢方では、ストレスや冷えなどの原因をとり除くことで、胃腸を正常な状態に戻していきます。また、もともとの胃腸のはたらきが弱いという場合は、胃腸の機能を高めて改善していきます。


胃腸の不調に対する健胃生薬とは

健胃生薬は生薬成分により味覚や嗅覚を刺激させる事により、唾液や胃液の分泌を促したり、胃自体を活発にしてくれる効果があります。

しかし、散剤や顆粒剤の場合、オブラートに包んで服用すると香りや味の刺激が弱まり、十分な効果が得られないことがあります。

主な効能や効果については下記の通りとなります。

【効能・効果】

食欲不振(食欲減退)、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胸やけ、もたれ(胃もたれ)、胸つかえ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐

【代表的な成分】

●苦味健胃薬

オウバク、センブリ、ゲンチアナ、ニガキ

●芳香性健胃薬

ケイヒ、トウヒ、ハッカ、ウイキョウ、コウボク、チョウジ

●芳香性辛味健胃薬

サンショウ、ショウキョウ


胃腸におすすめの漢方薬と健胃生薬の選び方【薬剤師監修】


漢方では、胃腸は全体でひとつの機能を持つと考え、さまざまな側面から適切なタイプを判断し、健胃生薬は、単独で用いられることもあれば、西洋薬と組み合わせて用いられることもあります。

では具体的にどの様な漢方薬、健胃薬を選べば良いのか、胃腸のタイプ別で具体的に見ていきましょう。


胃腸トラブルのタイプ別漢方薬

●もともと胃腸が弱いタイプ

☑ふだんから胃腸が弱い

☑食欲がわかない

☑病院で検査しても異常がないが、胃の調子が良くない

☑すぐにおなかがいっぱいになって食べられない

☑消化不良がある

●ストレスが胃腸に来るタイプ

☑ストレスを感じやすい

☑みぞおちがつかえる感じがする

☑げっぷが出やすい

☑おなかがゴロゴロ鳴る

☑胃腸薬を飲んでもスッキリしない

●胃酸が逆流するタイプ

☑胃酸が多く出ている

☑胸やけしやすい

☑げっぷが出やすい

☑胃もたれがする

●冷えが胃腸にくるタイプ

 ☑冷たいものを食べるとおなかがゆるくなる

 ☑慢性的に胃がもたれやすい

 ☑運動すると胃がチャボチャボする

 ☑消化剤をよく飲む

 ☑気が付くと手を胃に当てている

タイプを確認して、よりチェックの多い方があなたにおすすめの処方です。チェックが同じ数の場合は、一番気になる症状があるものを選びます。


タイプ別健胃薬

健胃薬は3タイプに分類され、味覚を刺激する苦味健胃薬、嗅覚を刺激する芳香性健胃薬、辛味の刺激による芳香性辛味健胃薬があり、それぞれを組合せたものにより構成されています。

継続服用できる薬が多い

胃腸の漢方薬や健胃生薬は、症状を改善するだけでなく、その症状が出ないように事前に服用したり、健康維持のために服用できるものもあります。


【ミネドラッグが厳選】胃腸におすすめの漢方薬と健胃生薬7選 

商品名太田漢方胃腸薬2大正漢方胃腸薬恵命我神散Sクラシエ漢方 六君子湯エキス顆粒クラシエ漢方 半夏瀉心湯エキスクラシエ漢方 胃苓湯エキスEX錠クラシエ漢方 止逆清和錠
価格1,078円 (税込)881円
(税込)
1,430円(税込)2,640円 (税込)1,100円 (税込)1,100円
(税込)
1,100円
(税込)
容量54錠60錠20包24包36錠36錠36錠


太田漢方胃腸薬Ⅱ

漢方薬の「安中散」に「茯苓」を加えた「安中散加茯苓」という処方です。

「安中散」は、漢方の古典といわれる中国の医書『和剤局方[ワザイキョクホウ]』に収載されている薬方です。

体力中等度以下で、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっぷ、食欲不振、はきけなどを伴う方の神経性胃炎、慢性胃炎に効果があります。「茯苓」を加えることによって、水の滞り(水毒)を改善する働きを加えたものと言えます。

分類第2類医薬品
成分1日量(9錠)中 安中散加茯苓末・・・2100mg 下記生薬の混合末 [ブクリョウ(茯苓)・・・500mg、ケイヒ(桂皮)・・・300mg、エンゴサク(延胡索)・・・300mg、ボレイ(牡蛎)・・・300mg、ウイキョウ(茴香)・・・200mg、シュクシャ(縮砂)・・・200mg、カンゾウ(甘草)・・・200mg、リョウキョウ(良姜)・・・100mg] 安中散料加茯苓エキス・・・270mg 下記生薬のエキス [ブクリョウ(茯苓)・・・810mg、ケイヒ(桂皮)・・・486mg、エンゴサク(延胡索)・・・486mg、ボレイ(牡蛎)・・・486mg、ウイキョウ(茴香)・・・324mg、シュクシャ(縮砂)・・・324mg、カンゾウ(甘草)・・・324mg、リョウキョウ(良姜)・・・162mg] 〔添加物〕ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロタルサイト、メタケイ酸アルミン酸Mg、ステアリン酸Mg、セルロース
効能・効果体力中等度以下で、腹部は力がなくて、神経過敏で胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などを伴うものの次の諸症:神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱
用法・用量次の量を食間(就寝前を含む)又は空腹時に服用してください。 ●成人(15歳以上)・・・1回量1包、1日服用回数3回 ●7~14歳・・・1回量2/3包、1日服用回数3回 ●7歳未満・・・服用しないこと ※食間とは食後2~3時間のことをいいます。
内容量54錠
希望小売価格1,078円(税込)
注意点小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。 1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください (1)医師の治療を受けている人。 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。 (3)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。


大正漢方胃腸薬

漢方薬の「安中散」と「芍薬甘草湯」の複合処方です。
「安中散」は、漢方の古典といわれる中国の医書『和剤局方[ワザイキョクホウ]』に収載されている薬方です。
体力中等度以下で、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっぷ、食欲不振、はきけなどを伴う方の神経性胃炎、慢性胃炎に効果があります。
「芍薬甘草湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書『傷寒論(ショウカンロン)』に収載され、別名「去杖湯(キョジョウトウ)」ともいわれています。
急激におこる筋肉のけいれんを伴う痛みなどに効果があります。
安中散と芍薬甘草湯の組み合わせにより、ふだんから胃腸が弱く、不規則な食生活や夏バテなどが原因の不調や、食欲が出ないといった方に適した胃腸薬です。

分類第2類医薬品
成分4錠中 安中散(下記生薬の混合粉末)・・・700mg 〔ケイヒ(桂皮)・・・200mg エンゴサク(延胡索)・・・150mg ボレイ(牡蠣)・・・150mg ウイキョウ(茴香)・・・75mg シュクシャ(縮砂)・・・50mg カンゾウ(甘草)・・・50mg リョウキョウ(良姜)・・・25mg〕 (衰えた胃腸のはたらきを活発にする作用があり、胃のもたれ、胃部不快感、胃炎等の症状を改善します。) 芍薬甘草湯エキス末(下記生薬の抽出乾燥エキス末)・・・140mg 〔シャクヤク(芍薬)・・・280mg カンゾウ(甘草)・・・280mg〕 (胃腸の筋肉の異常な緊張をやわらげる作用があり、胃痛や腹痛等をしずめます。) 添加物:ヒドロキシプロピルセルロース、無水ケイ酸、乳糖、ステアリン酸Mg、硬化油
効能・効果胃のもたれ、胃部不快感、胃炎、胃痛、げっぷ、食欲不振、腹部膨満感、胸つかえ、胸やけ、胃酸過多、腹痛、はきけ(むかつき、悪心)
用法・用量次の量を食前又は食間に水又はぬるま湯で服用してください。 15才以上・・・1回量4錠、服用回数1日3回 5~14才・・・1回量2錠、服用回数1日3回 5才未満・・・服用しないこと 食間の服用は、食事の後2~3時間を目安にします
内容量60錠
希望小売価格1,078円(税込)
注意点1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
医師の治療を受けている人。


恵命我神散S

胃の働きを活発にし、胆汁分泌を促進し脂肪の消化を高め胃粘膜を修復する作用のあるガジュツ末と、消化管粘膜を保護する働きのある真昆布末に、添加物としてウコン末とショウキョウ末を配合した生薬製剤です。
特に、胃の働きが弱く、胃がもたれた感じの症状の方に効き目がある胃腸薬です。独特の苦みがありますが、継続服用される方が多い人気の商品です。

分類第2類医薬品
成分1包(3g)中
成分・・・分量・・・作用
莪ジュツ(ガジュツ)末・・・2500mg・・・ショウガ科ガジュツの根茎より製した生薬。味は苦く清涼感がある。胃の働きをたかめて消化を助ける。胃粘膜血流をたかめ胃粘膜障害を改善する。胆汁分泌を促進して脂肪の消化を助ける。
真昆布末・・・100mg・・・コンブ科マコンブの茎葉より製した生薬。胃・消化管粘膜を保護して弱った胃腸の回復を助ける。
添加物としてウコン末、ショウキョウ末、結晶セルロースを含む。
効能・効果食欲不振(食欲減退)、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胸やけ、もたれ(胃もたれ)、胸つかえ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐
用法・用量次の量を水又は白湯で服用してください。
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
15歳以上・・・1包・・・1日4回食後及び就寝前に服用する。1日5〜6回服用しても差し支えないが、この場合には約4時間の間隔をおいて服用する。
11歳以上15歳未満・・・2/3包・・・1日4回食後及び就寝前に服用する。1日5〜6回服用しても差し支えないが、この場合には約4時間の間隔をおいて服用する。
7歳以上11歳未満・・・1/2包・・・1日4回食後及び就寝前に服用する。1日5〜6回服用しても差し支えないが、この場合には約4時間の間隔をおいて服用する。
3歳以上7歳未満・・・1/3包・・・1日4回食後及び就寝前に服用する。1日5〜6回服用しても差し支えないが、この場合には約4時間の間隔をおいて服用する。
3歳未満・・・服用しない
内容量20包
希望小売価格1,430円(税込)
注意点してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)
・次の人は服用しないこと。
本剤又は、本剤の成分により過敏症状(発疹・発赤、かゆみ、浮腫等)を起こしたことがある人。

クラシエの漢方 六君子湯

食欲不振などの胃腸の調子を良くしたい人向けの漢方薬「六君子湯」
“胃の調子が悪く、病院に行っても異常が見つからない”という場合は、一般的にもともとの胃腸のはたらきが弱っていることが考えられますので、注意が必要です。これは、胃腸が疲れてしまい、胃腸で生み出される「気」が少なくなっている状態だと漢方では考えます。

「六君子湯(りっくんしとう)」は、「気」の流れが滞って胃腸の機能がトラブルを起こしているときに、「気」を補ってめぐらせる処方で、胃腸のはたらきを高める作用があり、胃の痛みやもたれなどの不快感を改善する医薬品です。食欲がわかない、吐き気がするといった症状の他、胃がもたれる(消化不良)、胃が痛い(胃痛)、胸やけがするなど胃腸が弱っている方に処方されます。「六君子湯」は、8つの生薬(人参、半夏、茯苓、白朮、大棗、陳皮、甘草、生姜)の作用で、胃の痛みなどの原因となる胃の排出機能を整えます。「六君子湯」は、冷え症気味で比較的体力が低下している方の胃の不調におすすめできる漢方製剤です。

分類第2類医薬品
成分成人1日の服用量3包(1包1.2g)中、次の成分を含んでいます。
 六君子湯エキス(1/2量)・・・・・・・・・・・・・2,050mg
 (ニンジン・ビャクジュツ・ブクリョウ・ハンゲ各2.0g、チンピ・タイソウ各1.0g、
 カンゾウ0.5g、ショウキョウ0.25gより抽出。)
 添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。
効能・効果体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、
貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症
 :胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐
用法・用量1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
 成人(15才以上) 1回1包
 15才未満7才以上 1回2/3包
 7才未満4才以上 1回1/2包
 4才未満2才以上 1回1/3包
 2才未満 1回1/4包
内容量24包
希望小売価格2,640円(税込)
注意点成分・分量に関する注意 本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。 ■してはいけないこと (守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)次の人は服用しないでください 生後3ヵ月未満の乳児
■相談すること 1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください (1)医師の治療を受けている人 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人 (3)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人


クラシエの漢方 半夏瀉心湯

ストレスが原因の胃腸の不調に効果的な漢方薬
口から胃や腸へ飲食物が運ばれても、きちんと消化・吸収されなければ体を動かす力にはなりません。動力がなければ、今度は飲食物を消化・吸収する力も低下する、という悪循環に陥ることもあります。漢方では、この動力となるものは「気」ですが、「気」は強い圧力を受けるとその場で停滞しやすくなります。ストレスも、「気」にかかる圧力のひとつです。
「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」は、「気」が上から下に飲食物を運ぶ流れを助ける、飲食物の「気」が肺に上がっていくのを助ける、胃腸を守るという3種類の作用をもつ医薬品(漢方製剤)です。漢方で考える胃腸のはたらきに生薬が総合的にアプローチし、作用することで症状を改善していく処方です。本剤は、下痢、消化不良、吐き気、胸やけなど胃腸のはたらきが弱ったときや、口内炎などの症状に利用されます。

分類第2類医薬品
成分成人1日の服用量12錠(1錠380mg)中
半夏瀉心湯エキス(4/5量)・・・3,040mg
(ハンゲ4.0g、ニンジン・オウゴン・ショウキョウ・カンゾウ・タイソウ各2.0g、オウレン0.8gより抽出。)
効能・効果体力中等度で、みぞおちがつかえた感じがあり、ときに悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が鳴って軟便又は下痢の傾向のあるものの次の諸症:急・慢性胃腸炎、下痢・軟便、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症
用法・用量1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・4錠
15才未満7才以上・・・3錠
7才未満5才以上・・・2錠
5才未満・・・服用しないこと
内容量36錠
希望小売価格1,100円(税込)
注意点■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
 (1)医師の治療を受けている人
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
 (3)高齢者
 (4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
 (5)次の症状のある人 むくみ
 (6)次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病


クラシエの漢方 胃苓湯

急性胃腸炎、お腹が冷えて下痢になる方向けの漢方薬「胃苓湯」
漢方では、煮炊きするのに火が必要なのと同じように、胃腸で食べ物を消化するためには熱が必要だと考えます。冷たい飲食物をとり過ぎると、必要な熱が奪われてしまうため、胃腸のはたらきをそこなってしまうのです。また、熱がないと水分を動かすこともできないので、おなかが水っぽくなり、下痢や軟便が多くなります。
医薬品の「胃苓湯(いれいとう)」は、使用することで余分な水分を排出するとともに、水っぽくなった胃腸を乾かすという考え方の処方です。下痢や軟便などを止めるのではなく、原因をとり除くことで改善していくお薬です。

分類第2類医薬品
成分成人1日の服用量12錠(1錠305㎎)中
胃苓湯エキス…1,920mg
ソウジュツ・コウボク・チンピ・チョレイ・タクシャ・ビャクジュツ・ブクリョウ各1.5g、ケイヒ1.2g、タイソウ・ショウキョウ各0.9g、カンゾウ0.6gより抽出。
添加物としてタルク、クロスCMC-Na、CMC-Ca、二酸化ケイ素、ステアリン酸Mg、セルロース、ヒプロメロース、マクロゴール、カルナウバロウを含有する。
効能・効果体力中等度で、水様性の下痢、嘔吐があり、口渇、尿量減少を伴うものの次の諸症:食あたり、暑気あたり、冷え腹、急性胃腸炎、腹痛
用法・用量1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上) ・・・1回4錠
15才未満7才以上・・・1回3錠
7才未満5才以上 ・・・1回2錠
5才未満は服用しないこと
内容量36錠
希望小売価格1,100円(税込)
注意点1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください (1)医師の治療を受けている人 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人 (3)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人


クラシエの漢方 止逆清和錠

胃酸の逆流などによる症状に効果的な胃腸薬
「止逆清和錠(しぎゃくせいわじょう)」は、胆汁分泌を促進させて消化吸収を盛んにする牛胆汁エキス末、胃酸を中和し胃の調子を整えるボレイ、胃腸機能を整えるカンゾウ・ケイヒ・ショウキョウ・オウバクの6種類の生薬から成る胃腸薬です。胃酸の逆流などによる胸やけ・胸つかえ・胃もたれなどの不快な胃腸症状に効果があります。

分類第3類医薬品
成分成人1日の服用量9錠(1錠300 mg)中
牛胆汁エキス末・・・300 mg、オウバク末・・・150 mg、カンゾウ末・・・150 mg、ケイヒ末・・・50 mg、ショウキョウ末・・・50 mg、ボレイ末・・・1,000 mg
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、トウモロコシデンプン、無水ケイ酸、ステアリン酸Mg、デキストリンを含有する。
効能・効果胃酸過多、胸やけ、胃部不快感、胃部膨満感、もたれ(胃もたれ)、胃重、胸つかえ、げっぷ(おくび)、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、飲み過ぎ(過飲)、胃痛、消化促進、消化不良、食欲不振(食欲減退)、食べ過ぎ(過食)、消化不良による胃部・腹部膨満感
用法・用量1日3回食後又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上) ・・・1回3錠
15才未満11才以上    ・・・1回2錠
11才未満          ・・・服用しないこと
内容量36錠
希望小売価格1,100円(税込)
注意点■相談すること  1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。  (1)医師の治療を受けている人  (2)妊婦又は妊娠していると思われる人  (3)高齢者  (4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人


胃腸におすすめの漢方薬の注意点

漢方薬は、胃腸の不調を改善するために多くの人々に利用されています。しかし、効果を最大限に引き出し、安全に使用するためにはいくつかの注意点があります。本記事では、胃腸におすすめの漢方薬を服用する際に気をつけるべき3つのポイントを紹介します。

①正しい用法・用量を守る

②体質や症状に合ったものを選ぶ

③飲み合わせに注意する


胃腸の不調に対する漢方薬についてよくある質問

食前・食間とはどういう意味ですか?

食前の服用は食事の約30分前、食間の服用は、食事の2~3時間後を目安にしてください。一般に漢方薬は胃の中が何もない状態(空腹)の方が薬が効率よく吸収されると考えられているので、服用時期は「食前又は食間」に設定しています。

妊娠中・授乳中は飲んでもいいの?

薬の種類、服用期間、お母さん及び赤ちゃんの状態などを総合的に考慮する必要があります。妊娠中や授乳中の方は、薬の服用前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。

服用して効果が出るまで、どれくらい時間がかかりますか?

漢方薬(漢方製剤)の効果が出るまでの期間は、体質や症状によりさまざまです。添付文書の情報をよく読んで、用法・用量を守ってお飲みいただき、1カ月位(急性胃腸炎、二日酔、げっぷ、胸やけに服用する場合には5~6回)服用しても症状が良くならない場合は、薬の服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。


まとめ

胃腸ははたらきものの臓器ですが、食べ過ぎ、飲み過ぎが続くと疲れてしまいます。まだ前の飲食物を消化しきれていないのに、次の飲食物がたくさん入ってくるとオーバーワークになって調子が悪くなります。また、胃腸に刺激を与えるような辛いものやアルコールがたくさん入ってきてしまうことも、不調をまねく原因になります。仮に人生80年として、1日3回、365日食べるとすると、私たちの食事回数は87,600回にもなります。そのため、食事が胃腸に与える影響は非常に大きく、そして重要なものなのです。

さらに、ストレスや環境の変化なども、胃腸に影響を与えると考えられています。強いストレスが加わったり、暑さや寒さ、湿気といった環境の変化が激しかったりすると、胃腸の動きをつかさどっている神経のバランスが乱れます。すると、食欲や胃腸の蠕動運動に影響を及ぼして、はき気や膨満感、便秘や下痢などの症状が現れやすくなります。

また、もともとの胃腸のはたらきが弱い体質の方もいらっしゃいます。「病院に行っても異常が見つからないが、胃の調子が良くない」「すぐおなか一杯になって食べられない」、こういったトラブルは、胃腸のはたらきが低下している状態と考えられます。胃腸を休ませながら、胃腸のはたらきを高める漢方胃腸薬は、たいへん効果的です。

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