第1類医薬品の販売には、薬剤師がご使用者の状態を確認し適正であると判断する必要があるため、以下の注意事項をあらかじめご了承のうえご注文ください。
本商品は医薬品となります。購入時には、事前にページ下にある使用上の注意をよく読み、内容をご確認の上、ご注文手続きをお願いいたします。
小児(15歳未満)又は60歳以上でない
初めての発症ではない
糖尿病ではない
妊娠中ではない。また妊娠の可能性もない。並びに授乳中ではない
発熱、悪寒、吐き気又は嘔吐、下腹部痛、排尿痛又は排尿困難、不規則又は異常な出血、血の混じったおりもの、腟又は外陰部における潰瘍、水膨れ又は痛みはない
本剤または本罪の成分によりアレルギー症状を起こしたことはない
本疾病を頻繁に繰り返しはしていない(例えば1?2ヵ月に1回又は6ヵ月以内に2回以上)
確実に膣カンジダの再発である
腟カンジダの再発治療用腟錠 (アプリケーター付)。
使用前にこの説明書を必ずお読みください。また、必要なときに読めるよう保管してください。
※本剤の使用は、以前に医師から膣カンジタの診断・治療を受けたことのある人に限ります。
<使用上の注意>
●してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
1.次の人は使用しないでください。
(1)以前に医師から、腟カンジダの診断・治療を受けたことがない人。
(2)腟カンジダの再発を繰り返している人。 (2ヶ月以内に1回又は6ヶ月以内に2回以上) (短期間に繰り返し再発する場合は、糖尿病など他の疾患の可能性も考えられる)
(3)腟カンジダの再発かどうかよくわからない人。 (おりものが、おかゆ (カッテージチーズ)状や白く濁った酒かす状ではない、嫌なにおいがあるなどの場合、他の疾患の可能性が考えられる)
(4)発熱又は悪寒がある人。
(5)吐き気又は嘔吐がある人。
(6)下腹部に痛みがある人。
(7)不規則な、又は異常な出血、血の混じったおりものがある人。
(8)腟又は外陰部に潰瘍、水膨れ又は痛みがある人。
(他の疾患の可能性や腟内にひどい炎症がありアプリケーターの挿入により腟内が傷つく可能性が考えられる。)
(9)排尿痛がある人、又は排尿困難な人。
(10)次の診断を受けた人。糖尿病
(11)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(12)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(13)60歳以上の高齢者又は15歳未満の小児。
2.本剤を使用後6日間は、次のいずれの医薬品も外陰部に使用しないでください。
カンジダ治療薬以外の外皮用薬
3.一度使用したアプリケーターは再使用できません。必ず捨ててください。
●相談すること
1.次の人は使用前に医師又は薬剤師にご相談ください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)授乳中の人。
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、この説明書を持って医師又は薬剤師にご相談ください。
関係部位:症状
腟:疼痛 (ずきずきする痛み)、腫脹感 (はれた感じ)、発赤、刺激感、かゆみ、熱感
3.3日間経過しても、症状の改善がみられないか、6日間経過しても症状が消失しない場合は医師の診療を受けてください。
<生活上の注意>
(1)膣カンジダを再発した場合には、パートナーに感染している可能性があるため、膣カンジダに感染した旨を伝え、パートナーの方は陰部のかゆみ、発赤等の不快症状があれば、すぐに医師の診療を受けてください。
(2)パートナーへの感染を避けるため、本剤を使用後6日間は性行為を避けましょう。
(3)本剤を使用後6日間は、患部への刺激を避けるため、殺精子剤は使用しないようにしましょう。
(4)薬剤の効果を維持するため、自分で膣内を洗うことは控えましょう。
(5)入浴時は石けんの刺激を避けるために、外陰部は石けんで洗わず、お湯だけで軽く洗う程度にしましょう。
(6)カンジダ菌は、温度や湿度の高い状態で繁殖しやすいため、できるだけ乾燥した状態を保つようにすることが大切です。以下の点に気を付けましょう。
●入浴、水泳後等は、膣の外側は十分乾かしましょう。濡れた水着などはできるだけ早く着替えましょう。
●おりものシートなどの衛生用品を使用される場合は、こまめに交換しましょう。
●下着は、通気性のよい綿製品などを用いるようにしましょう。
(7)下着やタオルは毎日清潔なものを用い、タオルなどは感染を避けるため、家族と共用しないようにしましょう。
(8)カンジダ菌は腸にも常在している菌です。トイレの後は腸からの感染を避けるため、前から後ろにふきましょう。
(9)かゆみがあっても、外陰部をかかないようにしましょう。かくと、刺激がひどくなったり、感染が広がる可能性があります。
(1)直射日光の当たらない涼しいところに保管してください。
(2)小児の手の届かないところに保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。 (誤用の原因になったり品質が変わる)
(4)使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。
●副作用被害救済制度 0120-149-931
腟カンジダの再発。
(以前に医師から、腟カンジダの診断・治療を受けたことのある人に限る。)
1錠中
有効成分:配合量
イソコナゾール硝酸塩:600mg
添加物として、乳糖水和物、セルロース、カルメロース、ステアリン酸Mgを含有する。
本剤は、1回の使用で効果があります。
次の量をアプリケーターを用いて腟深部に挿入してください。
年齢:1回量
成人 (15歳以上60歳未満):1錠 (できれば就寝前)
15歳未満及び60歳以上:使用しないこと
ただし、3日間経過しても症状の改善がみられないか、6日間経過しても症状が消失しない場合は医師の診療を受けてください。
<用法及び用量に関連する注意>
(1)本剤は1回の使用で十分な効果があるように設計されています。1回投与すると投与した薬剤が膣内に留まって徐々に効きますので、カンジダ用の膣錠或いは膣坐剤を追加使用しないでください。
(2)この薬は膣にのみ使用し、飲まないでください。
もし、誤って飲んでしまった場合は、すぐに医師の診療を受けてください。
(3)生理中は使用しないでください。使用後6日以内に生理になった場合は、治癒等の確認が必要であることから、医師の診療を受けてください。
(4)使用後6日以内に、膣錠が溶けずに、挿入したそのままの形や大きさで出てきたときには、自己判断で膣錠を追加挿入せず、医師又は薬剤師にご相談ください。
(5)使用前のアプリケーターを必ず確認し、傷や破損等の異常がある場合は、使用しないでください。
※本剤は膣内に留まって効果を発揮し、徐々に体外に排泄されるため、白い小さなかたまりやペースト状のものが出てくることがあります。
<ご使用の前に>
手指を石けんできれいに洗ってください。
アプリケーターを取り出す:開け口の矢印から開封し、ホルダー部 (ギザギザのある部分)を持って取り出してください。 (押し棒を引っ張らないでください。)
ストッパーを外す:ストッパーを矢印の方に押して、ゆっくりと外してください。
<使い方>
挿入法
1.アプリケーターを正しく持つ:ストッパーを外したあと、親指と中指でホルダー部分 (ギザギザのある部分)をしっかり持ち、人差し指を押し棒のくぼみに沿えてください。挿入完了まで持ち方を変えずにご使用ください。
※スムーズに挿入できなくなる可能性があるため、使用中アプリケーターの持ち方を変えないでください。
2.姿勢を整える:体の力を抜いてリラックスします。片ひざを立てる姿勢がおすすめです。
3.正しい腟の位置を確認する:片方の手で尿道口の後ろにある腟口を開き、もう片方の手に持った外筒の丸い先端を腟口にあてます。
4外筒を腟に挿入する:息を吐きながらリラックスして斜め上の方向へゆっくり挿入。ホルダー部を持った指が腟口にあたるくらいでストップ。
5押し棒を押して錠剤を押し出す:ホルダー部を持った指をしっかり固定し人差し指の腹で押し棒が止まるまで最後まで押し切ると、錠剤が正しい位置に入ります。
※力を抜いて、息を吐きながら入れるのがコツ
※最後まで押し出す
6.アプリケーターを取り出す:錠剤を挿入後、ゆっくりとアプリケーターを取り出します。挿入後は、手を石けんできれいに洗ってください。
※一度使用したアプリケーターは再使用できません。必ず捨ててください。
以上で、再発した腟カンジダに対する治療は終わりです。
しかし、使用後6日間は、カンジダ菌が腟内に残っているので、性交を避けるなど生活上の注意をまもりましょう。
3日後:症状が改善しない場合は、医師の診療をうけましょう。
6日後:症状が消失しない場合は、医師の診療をうけましょう。
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